夏のぐるり台湾一周旅行3日目、パート1!
今回は「高雄」から古都「台南」へ向かいます。
3日目、朝ご飯はいつもの四海豆漿で軽食と豆漿(豆乳)を買って来ました(毎度恒例)。
台湾の朝ご飯はいつも「豆漿」を飲みたくなります。
日本で豆乳を飲む事なんてないですが、台湾では豆漿は大体どこのお店で買っても美味しいです。
なんか健康的。
野菜とハム?が挟まったオムレツと一緒に食べました。
腹ごしらえば終わったらいざ出発!
高雄駅はこの日も超晴天。
ぶらっと旧駅の方も観に行ってみました。(新駅のすぐ横にあります)
この駅舎も1940年の日本統治時代に建てられたものです。今は工事中で近づく事はできないですが、景観だけは観る事ができます。
切符売り場へ行き切符を購入。
この自動販売機、とても購入しやすいです。(もう少しオツリが早く出てこないものかとも思いますが…)
「高雄」→「台南」は106元(約368円)です。
ホームへ向かう渡り廊下には五月天が!この阿信めっちゃフォトショ加工されてそう笑
毎度おなじみ、自強號です。
以前の旅まで新幹線での移動しかした事がなかったですが、在来線も安いし快適だしでとても良いです。
台南までは自強號で約30分…あっという間に到着。
この台南駅も古い建築で、1936年のものとの事。
JR神戸駅も1930年の建築で、駅の中の柱の感じとか、少し似ている気がします。
外に出たら暑過ぎたので、歩き始める前に飲み物を購入。
芒果冰沙(マンゴースムージー)、85元(約295円)。少し高い?
ずっと歩いて行くと小さな路地や
公園などがありました。(台南公園)
台湾の公園はゆったりしていて良いですね。
さて、まだ少ししか歩いていないにも関わらず、お腹がすいたのでご飯を食べる事にしました。
たまたま通りがかったお店がすごく混んでいて人気店っぽかったのでさっそく入ってみる事に。
「阿憨鹹粥」というお店です。
写真では伝わりにくいのですが、かなり広い店内です。
車で食べに来ている人もたくさんいました。
メニューが読めず、頼み方が解らなかったので、写真の右側にある店内の看板を指差して頼みました。
ご飯の上に虱目魚(サバヒーという魚)が乗っていて、とても美味しかったです。
「虱目魚臊飯」これで30元(約104円)。空腹だった私の小腹を満たすには十分でした。
廟や歴史的建造物が街中にたくさんある台湾の京都「台南」
元々、ここが台湾の政治の中心だった為、日本で言う京都的な位置づけの「台南」。
街の至る所に「廟(先祖を祀っているところ)」があります。
「台北」「高雄」へは日本からの飛行機があるので便利ですが、「台南」へは新幹線もしくは在来線で移動しないと行けないという事もあり、台湾へ行くのに慣れていない人にとっては、現時点では少し訪れるのにハードルの高い街なのかもしれません。
ところが、噂によると今年10月にチャイナエアラインが「関空-台南」便を就航するとの事で、「台南」へも行きやすくなりそうです。
「高雄」に住んでいる台湾人の方が「オススメは台南だよ」とおっしゃっている程、魅力たっぷりの街です。
今回「高雄」からの日帰りだったため、限られた時間の中で正直あまり上手く回れなかったな…と思っているのですが、ここからは台南の街の様子を紹介したいと思います。
さっそく赤崁楼を訪れました。
ここは台南市街地域で一番古い史跡とのことです。
鄭成功がオランダを倒してこの場所を政治の中心にしたらしく、日本の統治時代には病院として使われていた建物との事です。
チケットを購入して中に進むと、入り口のおばちゃんが日本語のガイドパンフレットを渡してくれます。
中に入ると鄭成功の像があります。
立派な建物と庭園です。
この丸い入り口はオランダ時代の建築様式の名残なのでしょうか。
さっそく中に入ってみます。
出入り口(裏口)も独特な形をしています。
このものすごく暑い台南でも、建物の中は涼しい風が流れるように、工夫がされています。
さて、この日私は前々日からひたすら炎天下の中を歩き回っていたせいか、赤崁楼を見て回っている途中で気分が悪くなってしまいました。(危うく倒れる所でした)
台南、想像よりもずっと暑い街です、日差しがキツい。今度から気をつけなければ…。
さて、赤崁楼を後にして、今度は街中にある廟をゆっくり回ってみました。
ゲストハウスに泊まった方とも話していたのですが、正式な参拝方法がどうしても解らなかった為、日本での参拝と同じように静かに手を合わせておきました。
廟の中には色々と文字が書かれている(私には到底読めないですが)のですが、一つ面白いのがありました。
めっちゃなんか、大丈夫そう笑
とても神聖な場所で、みなさんこぞって参拝しています。
いろんな神様が祀られています。
様々な武器もありました。何の武器だろ?
次回は参拝方法も調べた上で行ってみようと思いました。
(廟とは何かという事から勉強する必要がありそうです。)
台南、まだまだ続きます。
パート2では、いよいよ「林百貨」を始め、日本時代の建築物をたくさん観れたので、そちらを紹介します!
続きの投稿:
2014年台湾旅行記・夏のぐるり台湾一周旅行・目次
1日目|日本人経営の「ゲストハウス・プリ」を拠点に台湾の中心「埔里」を観光
2日目1|映画「セデック・バレ」の舞台・日本時代後期、最大規模の抗日暴動事件のあった「霧社」へ
2日目2|「埔里」からバスで「霧社」を経由して、台湾のスイス「清境農場」へ
3日目1|高雄から廟や歴史的建造物が街中にたくさんある台湾の京都「台南」へ←今ココ
3日目2|台南で林百貨など日本時代の建築物を巡ったら、安平豆花で一休み
4日目1|高雄から海沿いの素晴らしい景色の路線を電車で「台東」へ移動
4日目2|台東駅から市内へバスで移動、どこか懐かしい雰囲気の「金安旅社」へ宿泊
4日目3|台東で文化公園・鯉魚山公園など、自然と日本家屋が多く残る街を歩く
5日目1|台東市内から台東駅へバスでの移動の仕方、そして初の「花蓮」へ
5日目2|花蓮の駅から市街地へバスで移動、日本語ペラペラのおばちゃんが営む「金龍大旅社」に宿泊
5日目3|レトロでオシャレなお店に海沿いのサイクリングロードが素晴らしい「花蓮」の街
番外編|ゲストハウス「あひる家」で出会った旅の仲間と朝食を食べに「興隆居」へ
番外編|台東へ行ったら立ち寄りたい!日本家屋を利用した隠れスポット「寶町藝文中心」
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