超オススメ!台北のアートスポット華山1914文化創意產業園區で國立台灣師範大學設計學系の卒業制作展を観てきた

ということで、ぶらり週末台湾の旅。前回の記事の続きになります。

目的地「華山1914文化創意產業園區」へ

台北の「華山1914文化創意產業園區」へ来ました。
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華山1914文化創意產業園區

この「華山1914文化創意產業園區」はMRT忠孝新生站から徒歩10分ぐらいのところにあります。
お仕事でお世話になっているイラストレーターの方からも台北の「華山1914文化創意產業園區」は面白いという風に聞いていました。
アート系のイベントやライブなども数多くやっていたり、センスの良いお店も並んでおり、カルチャーの発信源みたいになっている場所です。

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行った日には日本でもある「手作り市」的なものも行われていました。

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可愛いものがたくさん。

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この「華山1914文化創意產業園區」には日本人アーティストも数多く出演している有名なライブハウス「Legacy」もあります。
Legacy Taipei 音樂展演空間

そんな「華山1914文化創意產業園區」は日本統治時代のお酒の工場の跡地だそうです。

國立台灣師範大學設計學系の卒業制作展へ

さて、ここでは今回の旅の目的「國立台灣師範大學設計學系の卒業制作展」が行われていました。

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台湾は街中にあるグラフィックデザインもちょっと日本や中国とは違う感じを受けます。
その原点、教育はどんな感じなのかがずっと気になっていました。

結論から言うと、やはりクオリティは高かったです。(日本の大学の卒展とクオリティという点では変わらないかもしれませんが)
台湾全体にも言える事ですが、キャラクターを使ったデザインが多いと感じました。

では一部をご紹介。(撮影の許可を得ています)

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こちらは小田君というキャラクターを使った「小田基地」というデザイン。

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小物に至るまで非常に丁寧に作られています。

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子供がスタンプを押せたりできる工夫もされていました。

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こちらは別のデザイン。ロゴタイプが素敵。

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こちらも可愛い。

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やはりキャラクターを使ったデザイン。
楽しんで作ったんだろうな〜というのが伝わってきます。

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こちらは動画もありました。その動画のクオリティがめっちゃ高かった…。

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こちらも小物もしっかり作られています。

その他の作品もとても良かったです。
デザインを通して感じられるのは台湾の独特の感じと日本と変わらないところ。
なんだかニヤニヤしてしまいます。
繁体字を使った文字組やロゴタイプ、どれも素敵です。

学生たちの作品を一冊の本にまとめてありました。
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その中に…あれ?見覚えのある景色の写真が…。

スタッフに聞くと「それを作った彼氏が日本人だからよ」との事。なるほど。
にしてもまたピンポイント。

この卒展を行っていた建物もとても古い建物でした。
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ボロボロなんですが、とても素敵でした。おそらく日本時代のものです。

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「華山1914文化創意產業園區」、おしゃれなお店もたくさんあり、ライブをやっていたり、大道芸人が手品をしていたり、なんだかゆったりしていて、とても心地の良い空間でした。
もっとゆっくり見ていきたかったのですが、週末2日間を使っての旅という事で、足早に次の目的地へ。

まだ踏み入れた事のない土地、「宜蘭」へ

さて、2日間しかない旅。この旅では「まだ行った事のない場所に行こう」と決めていました。
とはいえ、当日どこに行くか考えながら旅するという…なんとも無計画なもの。

台湾の西側より、以前行った「花蓮」や「臺東」が素敵だったので、今回も東側を攻めたいと思い、以前電車で通り過ぎた「宜蘭」へ行く事に。
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という事で、さっそく台北までもどって「宜蘭」へ出発です!

この「宜蘭」もとても良い街でした。また次回!

台北から初めての宜蘭へ、日本時代が多く残る街を観光

2016.01.30

前回の記事はこちら

LCCで週末弾丸貧乏ツアー!台北駅周辺で腹ごしらえ

2015.08.29




ABOUTこの記事をかいた人

神戸・塩屋出身 / 明石でフリーランスグラフィックデザイナー1年生。デザイン事務所→広告代理店→専門学校教員→現在。 中国語を勉強中。 C-POPは五月天・滅火器・蘇打綠推し。