台湾を好きになったキッカケ2|東日本大震災への義援金「相信希望」

台湾を好きになったキッカケ1では中国での五月天との出会いを書きましたが、あれはあくまでも台湾を知る本当にキッカケ。

今回は、私が本当に心を動かされた、決定的に台湾が好きになった、あの東日本大震災への義援金のお話です。

東日本大震災から今日で3年

東日本大震災から今日で3年が経ちました。
3年前の3月11日。私は神戸にあるビルの4階で仕事をしていました。
その時身に感じる揺れ。
阪神淡路大震災を経験している私は「久々に地震!震度3くらいかな」と思いました。
地震の震源地などを知りたくなってyahooを開いて驚愕の数字と事実を知ります。

【「3月11日 日本全国の地震情報」tenki.jp】

北海道から九州まで、ギッシリと表示された震度。
あの日、日本全国が揺れました。
そして夕方には町が呑まれていく津波の映像を見る事になります…。

阪神淡路大震災を経験した…いや、してなくても誰もが思ったと思います。
「自分にも被災者の為に、何かできる事があればしたい!!」

当時の上司から「今は自分に与えられた仕事をする事ができる事だ」と言われた事を覚えています。

チャリティー番組「相信希望fight&smile」

震災から1週間後の3月18日。
どこからの情報か忘れたのですが、台湾が東日本大震災の為のチャリティー番組を放送し、それがネット上(Ustream)でリアルタイムで観れるという事を知りました。
実は、すでにこの時点で台湾がいち早く多額と義援金と救援隊の準備をしてくれていて、話題になっていました。

私はそのチャリティー番組が気になり観る事にしました。

fightsmile
台湾で活躍するタレントの佐藤麻衣さんと、女優の田中千絵さんのあいさつから始まったこの番組。
馬英九総統も登場し、自ら電話のオペレーターを勤めました。
他にもジュディオングさんやビビアンスーさんなど、日本に関わりのある台湾の方々がたくさん登場しました。

ウィキペディアによると

3月17日・18日には、チャリティー番組「相信希望 fight&smile」と「送愛到日本311震災募款晩會」(日本の311震災に愛を送る夕べ)が放送され、8億9000万台湾ドル(約24億3000万円)が集まった。3月21日時点の義捐金の合計は15億台湾ドル(約41億円)以上に達し、4月1日には100億円を突破した。これは同時期に米赤十字が発表した同国の金額を上回る。4月15日には140億円を超え、世界各国中、最多となった。その後、200億円以上となった。

とあります。

【「東日本大震災に対するアジア諸国の対応」ウィキペディア】

200億円。すごい金額ですよね…。
私が驚いたのはその金額もですが、台湾がこの番組内で、日本での出来事をまるで自分達の国での出来事のように扱っていた事です。
そこには歴史背景などがあり、私は台湾が好きになると同時に、台湾と日本の歴史にとても興味をもつようになりました。

そこから「台湾へ行きたい!」と思うようになったのです。

以下は実際の映像です。

震災から1週間しか経っていないのに、チャリティー用の楽曲まで用意されていました。

今観ても胸が熱くなります。




ABOUTこの記事をかいた人

神戸・塩屋出身 / 明石でフリーランスグラフィックデザイナー1年生。デザイン事務所→広告代理店→専門学校教員→現在。 中国語を勉強中。 C-POPは五月天・滅火器・蘇打綠推し。