高雄の凱旋夜市でたまたま行き着いた日本人のお店

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先日高雄の凱旋夜市に行きました。
たまたま行き着いたお店が日本人が経営するお店だったので、そのお店を紹介したいと思います。
旅行で行く際には是非行ってみて!
(お店のお父さんもお母さんもとても良い人でお世話になりました。)

ゲストハウスで一緒に泊まっているメンバー5人と一緒に凱旋夜市をブラブラしに行きました。
色々と食べ歩きをしながら夜市の中をウロウロしていると、たくさんの「日式」の看板があります。
(日式は日本式とか和風という意味です。残念ながら向こうの方が勝手に言っている事が多いですが笑)

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「ここも日式か〜」と思いながら、お店の前を仲間達と話しながら歩いていると、突如お店から「あれ?日本人?」と日本語の声。
振り向くと「俺も日本人だよ!」とお店の人。

まさかこんな所で日本人に出会うとは。しかも台湾の夜市でお店を開いている日本人の方がいるなんて思いもしなかったのでビックリしました。
実はここで軽く話をして、仲間と一緒に何も買わずにお店を離れたのですが、小腹が空いた私は、なんとなく気になってお店に戻る事にしました。

日本の本物の素材、味を守る「黒大穀」

お店に戻った私はさっそく「台湾でたい焼きか〜、日本でも食べれるけど…」と思いつつ、たい焼きを購入。

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パクっ…う、うまい!!
そういえば、日本でもたい焼きを食べる事なんて最近なかった。
ふっくらしっとりとした生地に甘い餡子。歩き疲れてる私は癒されてしまいました。

「日本人が台湾で仕事するってどんな感じなんだろう」と気になってお店の人に話を聞く事にしました。

「生地に使う粉はわざわざ日本から取り寄せているんです。
 他の素材に関してもとにかく【本物】にこだわっています。」
との事。
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確かに、他の「日式」と唱っているお店に比べるとたい焼きが1個50元は少しお高め(他のお店だと20元とかです)。
それでも素材の原価が高いのでこの値段からは下げられないみたいです。
ここは、日本人として商品を提供する際にクオリティを維持する為のプライドが感じられました。
カッコいい〜!

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店主の目黒さん。台湾へ来られて8年になるそうです。
ごらんの通りマイクをつけていて拡声機でお店の外まで声が聞こえるようにしていました。
なぜかを聞くと「台湾の人は日本語が聞こえるだけでお店に集まってくるんです」との事。
な、なるほど…そんな理由で。実際に私と目黒さんが日本語で会話をしているとお店の周りにいつの間にか人だかりが…。

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こちらは奥さん。奥さんは台湾人です。

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コロッケも販売していました。こちらは北海道産の男爵芋を使用しているとの事。
やはり素材にこだわっています。

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目黒夫妻、今後も体に気をつけて、元気に台湾で夜市を盛り上げて下さい!
そして、みなさんも是非行ってみて下さい!

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凱旋夜市
高雄MRT「凱旋」駅よりシャトルバスで約3分
(出口を出るとバスを待つ列ができていると思います)

大黒穀
凱旋夜市のバス通りから向かって右奥にあります。
(正確な位置が説明しづらいので是非ブラブラして探してみて下さい)
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ABOUTこの記事をかいた人

神戸・塩屋出身 / 明石でフリーランスグラフィックデザイナー1年生。デザイン事務所→広告代理店→専門学校教員→現在。 中国語を勉強中。 C-POPは五月天・滅火器・蘇打綠推し。